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パスポートとか大丈夫なんだろうか [【TW2】SR・銀雨]

 校長 校長
 銀誓館の一番の 謎だと
 今の僕には 理解できない
 校長 校長
 ツンデレを学ぶ校長の ように
 極めるしかない 校長

  by 組曲「シルバーレイン」(ver2っぽいほう)
 

 早坂キャンパスにある建物の屋上。
 風に乗って広がっていたフルートの音色が消える…

<雪菜>
最近話題の曲ですか、珍しいですね。

 彼がフルートから口を離すのに合わせ、彼女は後ろから近づきつつ話しかける。

<神栖>
…そういう気分なんだよ、気にするな。

<雪菜>
ま、私たちがこうして話していいるのも久しぶりですけどね。

 そのまま、フェンス越しに空を眺める雪菜。

<神栖>
そこは背後に言ってくれ。

 フェンスに背中を預け、空を仰ぐ神栖。

<雪菜>
それで、様子はどうですか?

<神栖>
何の様子だよ…

<雪菜>
それじゃ、神栖さんも高校にあがって二月経ちましたってところでどうです?

<神栖>
それじゃってオイ、てきとーだな。
…ま、対して変わらんよ。
中学に比べて科目が増えて、内容が専門的なだけだ。

<雪菜>
現代文で19位に名前が載ってましたね。

<神栖>
なんで高校のほうのも見てるんだ、まったく…

<雪菜>
上がってくる途中で見てきただけです。

<神栖>
…で?
わざわざ来たんだ。テストよりはその次の要件じゃないか?

<雪菜>
流石にわかってますね。

<神栖>
俺だって、今はその仕事の関係者だからな。

<雪菜>
皆に連絡は入れましたから、そろそろ来ますよ。

<神栖>
そうか、動きが早いな。

<雪菜>
先が海外ですからね。
早くしないと間に合わないかもですし。

<神栖>
そうか…そうだな。

<雪菜>
とりあえずこっちのキャンパス来てくれる予定ですけど、場所はどうします?

<神栖>
任せる。
俺はもう一曲吹いてからにしたい。

<雪菜>
それじゃ、ここで吹いて待っててください。
丁度滴音ちゃん達も来たようですし、迎えに行ってきますよ。

<神栖>
あいさ。

 雪菜が屋上から去り、再び風に乗って音色が響く。
 音が海外までは届かなくても、助けるという決意を乗せて――
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